国立市で不用品回収を業者に頼むなら、候補は市が案内している許可業者7社です。
市の許可業者は全部で21社ありますが、家庭ごみを収集しているとして市が名前を挙げているのは、そのうち7社だけです。
国立市の許可業者21社のうち、家庭ごみを収集しているのは7社
自分で分別できるなら、市の臨時収集(1kg 55円)か持ち込み(1kg 45円)が安い
国立市の許可がない業者は、本人が同乗しても環境センターに搬入できない
国立市の不用品回収は「市の許可」が前提
家庭から出る不用品は、法律上は一般廃棄物です。
これをお金をもらって運べるのは、市町村から一般廃棄物収集運搬業の許可を受けた業者だけ。国立市の家庭ごみなら、国立市の許可が要ります。
ホームページに書かれている許可の種類で見分けられます。
| 書かれている許可 | 国立市の家庭ごみを有料で回収できるか |
|---|---|
| 国立市の一般廃棄物収集運搬業 | できる |
| 他の市の一般廃棄物収集運搬業 | できない |
| 産業廃棄物収集運搬業 | できない(事業活動のごみ用の許可) |
| 古物商 | 値段のつく物を買い取るだけ。処分の引き取りはできない |
「許可あり」と書いてあっても、どこの何の許可かまで見ないと意味がありません。
家庭ごみを頼める許可業者は7社
国立市の一般廃棄物収集運搬業の許可業者は、令和6年4月現在で21社です。
ただ、この21社の一覧は、ごみを多く出す事業所向けのページに載っているものです。業者によって扱えない品目があるとも注記されています。
一方、市の「一度に大量のごみを処分する場合」のページには、家庭ごみを収集している許可業者として7社が載っています。
| 業者名 | 所在地 | 電話 |
|---|---|---|
| 株式会社リスト | 国立市 | 042-571-0010 |
| 株式会社光栄和 | 国立市泉3-25-15 | 042-574-9600 |
| 松浦商事株式会社 | 立川市幸町3-16-1 | 042-535-6001 |
| 株式会社遠藤商会 | 小平市小川町2-2045-3 | 042-344-5957 |
| 有限会社古川新興 | 府中市是政3-65-1 | 042-365-2231 |
| 株式会社トーホークリーン | 稲城市東長沼2106-5 | 042-370-3777 |
| 株式会社加藤商事 | 狛江市東野川2-14-2 | 03-3480-5111 |
家の不用品を頼むなら、まずこの7社に電話するのが近道です。 残りの14社に頼むなら、家庭ごみを扱っているかを先に聞くのが先決です。
市のページでは、遺品整理のように分別から任せたい場合や、粗大ごみを2階以上から運び出してほしい場合も、この7社に相談できると案内しています。
料金やサービスの内容は業者ごと。電話では、次の3つを聞くと比べやすくなります。
- 国立市の家庭ごみを扱っているか
- 見積もりは訪問か、写真で出せるか
- 見積もりの総額に、運び出し・車両・処分費がすべて入っているか
国立市の不用品回収は、分別できれば市のサービスが安い
業者に頼む前に、市の2つのサービスを比べておきます。どちらも、市の収集と同じように分別してあることが条件です。
| 方法 | 手数料 | 条件 |
|---|---|---|
| 臨時収集 | 1kgあたり55円 | 事前申し込み。玄関前などで回収。家の中や2階以上には上がらない |
| 環境センターへ持ち込み | 1kgあたり45円 | 市内在住の本人か同居の親族が、自分の運転で運ぶ |
環境センターは谷保にあります(国立市谷保6-26-17、電話042-572-2172)。受付は平日と祝日の9時〜12時・13時〜16時です。
粗大ごみは、どちらの方法でも品目ごとの手数料になります。粗大ごみの申し込み方と曜日は、国立市の粗大ゴミの記事にまとめています。
重さで比べると、差は次のとおりです。
| ごみの重さ | 臨時収集 | 持ち込み |
|---|---|---|
| 100kg | 5,500円 | 4,500円 |
| 300kg | 16,500円 | 13,500円 |
臨時収集も持ち込みも、有料ごみ処理袋に入れる必要はありません。袋代がかからないのも、まとめて出すときの利点です。
持ち込むなら、資源物は先に普段の収集で出す
見落としやすいのが、環境センターに持ち込むと、普段は無料で出せる資源物も有料になる点です。
びん・缶・ペットボトルや古紙も、持ち込めば1kgあたり45円。資源物は通常の収集日に出しておき、残りだけを持ち込むほうが安く済みます。 収集日は国立市のゴミ出しカレンダーの記事で確かめられます。
一度に大量に持ち込むときは予約が必要です。目安は、粗大ごみが10点以上、それ以外は40リットルの袋で10袋以上です。
国立市の許可がない業者は、搬入すらできない
国立市の許可を持たない業者は、遺品整理や引っ越しで出たごみを環境センターに運び込めません。依頼した本人が同乗していても同じです。
では、無許可の業者が持っていった不用品はどこへ行くのか。業者に処分先を聞いて答えられなければ、依頼するのは避けるべきです。
国民生活センターには、不用品回収サービスの相談が2021年度に2,231件寄せられました。2018年度の1,354件から3年で約1.6倍です。
相談事例には、広告の「軽トラックパック7,000円」を見て申し込んだのに、作業後に25万円を請求されたケースも。
「トラック詰め放題」が、当日になって荷台の囲いの高さまでと言われた例も報告されています。
電話やチラシの段階で、次の質問をすると見分けやすくなります。
- 国立市の一般廃棄物収集運搬業の許可はありますか
- 回収した物は、どこで処分しますか
- 見積もりの金額から、当日増えることはありますか。増えるのはどんな場合ですか
1つ目に「産業廃棄物の許可があります」「古物商です」と答えた業者は、家庭の不用品の処分を任せる相手ではありません。
引き渡し・退去の日から逆算する
国民生活センターの事例には、もう1つ注目したい点があります。25万円を払った人は、不動産会社の立ち会いを控えて、早く部屋を空けなければと焦っていました。
住まいの売却の引き渡しや、賃貸の退去立会いは日にちが動かせません。期日が迫るほど、高い業者に頼むしかなくなる。
日にちが決まったら、残りの日数で方法を選びます。
| 引き渡し・退去までの日数 | 選べる方法 |
|---|---|
| 1か月以上 | 普段の収集に少しずつ出す。資源物・可燃ごみを先に減らす |
| 2週間〜1か月 | 粗大ごみの申し込み、臨時収集の申し込み |
| 2週間未満 | 環境センターへの持ち込み、許可業者7社への依頼 |
市の臨時収集は、収集車の数に限りがあるため、余裕を持って申し込むよう案内されています。日にちが決まったその週に申し込むくらいで、ちょうどいい計算です。
家具や家電は、まだ使えるなら売る・譲る手もあります。国立市は「おいくら」「ジモティー」と協定を結んでいて、市のページでも案内しています。
売却の引き渡し日をいつにするかは、片づけにかかる日数も含めて決めるのがおすすめです。住み替えの段取りは住み替えのご相談で一緒に組み立てられます。
今日やること
- 出したい物を、資源物・普段のごみ・粗大ごみ・それ以外に分ける
- 分別と運搬が自分でできるか決める。できるなら臨時収集か持ち込み
- 業者に頼むなら、家庭ごみを収集している7社から2社以上に見積もりを取る
相続した家や空き家の片づけで、処分と売却をどう進めるか迷っているときは、相続した不動産のご相談をご利用ください。片づけの前に相談いただいても大丈夫です。
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